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トゥク・マオリワインメーカーズ・コレクティブ
トゥクは、マオリ人たちが分かち合う土地、家族、おもてなしの価値に基づき、数々の賞を獲得したワイン製造会社が共同で作り上げた世界で最初のマオリ人のワイン醸造者集団だ。この団体は、大半がマオリ人所有、ニュージーランド人所有の会社で構成されている。具体的には、クル・クル、オステラー、スティーヴ・バード、テ・パ、ティキ・ワインが会員となって、ニュージーランドの最も有名なワイン生産地からの多種のプレミアム種のワインを提供している。

トゥクの名前の由来はマオリ工芸のトゥクトゥクと呼ばれる格子細工のパネルを装飾するものから来ている。トゥクトゥクは二人のペアでパネルの表と裏から材料の植物の葉を前、後ろと渡しながら縛ったり、縫ったりして作り上げられる。会員達は全員が土地、家族、もてなしの価値を分ち合い、共同で働くことで、先住民のワイン作りが全体として強化することを願っている。ワイン業界では、考えや市場リソース、食事などを分ち合って共同体で働く会社が非常に少ない。

トゥク共同体はワイン醸造、ビジネス、生活という同じエートスで結ばれている。マオリ人の価値の中核にはいくつか重要な考えが存在する。

カイティアキタンガ(土地と人々の守護)
ニュージーランドのワイン醸造家の大半がそうであるように、トゥクは持続可能認証を受けているが、彼らはもう一歩踏み込んだことを実践している。共同体は家族そのものであり、彼等は自分たちの土地と人々の面倒をみることを担保し、未来の世代が現在と同じようにアオテアロア(ニュージーランド)を体験して欲しいと願っている。

共同体はカイティアキタンガの考えに同感するいくつかの団体を援助している。ブドウ畑では、彼らはブドウ畑の土壌を豊かにするためと冬期に羊たちが草を食べられるように、コンポスト、液体肥料、糖蜜、有効的なバクテリアなどの様々な手法を使っている。極力、再使用やリサイクリングを心がけている。さらに、常に自分達のすることが土地への長期的に影響を及ぼすという事を常日頃心に銘じながら行動している。

ファカパパ:私達の家族と私達の伝統
ファカパパは人と、その他の生命あるもの、地球、空に結び付いていて、全て宇宙の源を結び付いている。トゥクは自分たちの伝統、と何処から来たのか、そして会社の中で何世代も働いてきたということを非常に誇りに思っている。彼らは、過去を抱擁し、現在に生き、そして未来を見ている。

ファナウナタンガ:家族の繋がりという感覚
マオリ文化ではどこに属しているかという感覚を造り上げ、人々をファーナウ(拡大家族)に抱擁するというのは非常に大きな位置を占めている。共同体も、意義ある関係を、体験を分ち合い、一緒に仕事をすることで作り上げるのは重要なことだ。組織の中で、イウィ(部族)の中、そしてコミュニティの中での関係を尊敬し、強化する。同じ両親から生まれてはいないかもしれないが、それでもあなたは私達の拡大家族なのだ、という考え方だ。

マナキタンガ;もてなし・寛大さ
トゥクはこの考え方で強くなる。ワインは友達と家族で分かち合うには非常に素晴らしいものであり、これがトゥクを現わしている。この特別な瞬間を強くするために、寛大さを見せ、ニュージーランドの一部を分ち合い、万人を拡大家族に抱擁してくれる。

トゥクはマオリ事業の未来は明るく、そして既にマオリ人のビジネスが世界の舞台で主要な鍵となっていて、ニュージーランドに多大な貢献をしている、と信じている。

地元の人々と彼らの家族から物を購入する時、消費者は未来の世代の成長と成功を可能にしている。トゥクのワインを購入する時、消費者もまた土地と先住民のワインを結び付けた先住民の生産者を援助していることになるのだ。

<ニュースソース>
https://bit.ly/2L9gzKC

07.05.2019

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