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日本の酒造会社がニュージーランドのブドウ畑を875万ドルで買収
歴史ある日本の酒造会社は国土情報省海外投資局(OIO)の認可を受け、ワイララパ拠点のヴィンヤード、アーラー・ファームスを875万NZドルで購入する権利を得た。
申請書によると、今回の案件は2018年12月11日にニュージーランドの国土情報省海外投資局(OIO)により認可された。

西酒造が購入した土地にはアーラー・エステートの40.1ヘクタールと、カータートンのイースト・タラタヒ、61デーキンス・ロードの2.1ヘクタールも含まれる。

1845年に設立された西酒造は現在8代目が経営している。生産品には日本酒、水、ソーダ飲料が含まれるが、申請書には「現在はニュージーランドワインを追加し、さらなる拡大を望んでいる」と記されている。

西酒造は、日本国内で「強力な飲料商品流通のネットワーク」を持っており、アーラーのワインを主要レストランへアプローチすると共に、ニュージーランドと日本両国においてアーラーを「有名かつプレミアムブランド」にすると述べている。

同社は今回の投資で50%増となるヴィンヤード職の雇用を生み、新たなバレルルームとセラードアー建築用の資金も用意していると話す。アーラーのオーナーシップを通して、西酒造は今後5年間で輸出を5倍増にすると共に、ブドウ栽培とワイン醸造学を学ぶ有望な学生2名をリンカーン大学のバチェラーもしくはマスターコースへ進学させるための資金援助も行うとしている。

今回の売却を仲介したコリアーズ・インターナショナルのマイク・レイヴェン氏は、「西酒造のOIO申請書には彼らのエキサイティングな投資計画と輸出増加の戦略が明確に記されていた。ニュージーランドのワイン部門に必要とする海外の投資家に対する条件を全て満たしており、西酒造と仕事ができるのは光栄なこと」とコメントしている。

アーラーは2004年、アンガス&ダヴィナ・トムソン夫妻により設立され、年産1万5千ケースの生産力を持つ。オーガニック認証を受け、バイオダイナミックを取り入れているヴィンヤードにはソーヴィニヨン・ブラン、ピノ・グリ、リースリング、ピノ・ノワールが植えられている。

アンガス・トンプソン氏は次のようにコメントしている。「西酒造は家族経営で8世代続いており、自分たちよりもはるかに早くビジネスを拡大できるだけの資金力も備えている。手放すのは残念だが、自分たちが作り上げたブランドが次のレベルへ進んでいくのを見ることは非常にエキサイティングだ」

<ニュースソース>
https://www.thedrinksbusiness.com/2019/02/japanese-sake-brewer-buys-nz-vineyard-for-8-75m/

25.03.2019

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