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缶入りワインはワイン愛好者の趣味の変化を象徴か?
ニュージーランドのワイン愛好家の新たな傾向を示すかのように、缶入りワインが金賞受賞した。

この度発表されたニューワールド・ワイン賞で金賞となった最初の缶入りワインとなったのはウェリントンのジョイ・ワインが醸造したソーヴィニヨン・ブランだ。

同ワイナリーのワインメーカーをつとめるクリス・アーチャー氏は、「サービィー・ソサエティ・ソーヴェニョン・ブラン2019の受賞は、消費者がうちのワインを評価しているだけでなく、ワインのパッケージや缶入りワインへの賛同についての評価でもある。最初にプレミアムワインを缶入りで売り出そうとしたときに、周りの人からは、あいつらは気が狂った、と思われていた。しかし、この考え方にも変化が見られてきた。一年前にニュージーランドで缶入りワインは10品しかなかったが、現在では40品もある」と言う。

缶入りワインは国際的な傾向でもある。アメリカ、ヨーロッパ市場では2017年6月から2018年の一年間で43%の売り上げ上昇となり、現在ではニールセンの昨年のデータによると缶入りワイン売り上げはアメリカドルで4500万ドルをにもなっている。

ニュージーランドでの最初の缶入りワインの金賞受賞となったばかりでなく、このワイン賞17年の歴史で最初の缶入りワインがトップ50に入賞した記念ともなった。

ジョイ・ワイナリーは4年前に缶入りワインへの全面移行を遂げている。「当社のワインがボトルからのワインと同じ品質のものだと消費者に保証となっている。」

一缶250ミリリットルという飲料制限も容易であり、持ち運びも簡単で、環境保全にも留意するパッケージのアルミニユムを使用している。

ニューワールド・ワイン・アワードの審査員長のジム・ハレ氏は「この賞の目的は消費者に最高品質のワインを店舗で購入可能とするために重要な役割を果たしている。ワイン醸造者は世界的にも認定された方法で選定された賞の名誉を喜び受け、かつ消費者は金賞がどのように選ばれるかということを知ることで、優勝ワインを選ぶ自信を持つことができる」と解説している。

賞の選択基準は世界的にも使われている100ポイントシステムで、参加ワインは世界でも完璧なワインとされているワインをベンチマークとしてそれを基準に採点される。それぞれの参加ワインはラベルなどを隠した「ブラインド」方式でなされており、審査員はグラスに入っているワインしか見ることが出来ない。つまり、ワインがもともとボトルに入っていたか、缶に入っていたかもわからない。

トップ50に選出された金賞ワインはニューワールド・スーパーマーケットで在庫がある限り購買可能となっている。

<ニュースソース>
https://www.nzherald.co.nz/sponsored-stories/news/article.cfm?c_id=1503708&objectid=12277716

03.12.2019

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