ワインコラム
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テイスティングについて
ワインのテイスティングと言えども、特別なルールや難しいことはありません。しかし、どうせテイスティングをするのなら、これを知っておいた方が、知らないよりは10倍楽しめるような事や、マナーのようなものをまとめてみました。
あくまでも自然体に、そして何よりもワインとニュージーランドのワイナリー訪問を楽しむことが素晴らしいワインに巡り会うための第一歩。
そして、このページに書かれていることが『絶対』ではなく、あくまでもガイドですので、いろいろとワイナリーを巡って自分のスタイルを見つけるのもまた、別の楽しみかも知れません。

テイスティングの手順
ワイナリーなどを実際に訪れて、グラスを用意して貰い、実際にワインを注いで貰って…、ここからがスタートです。
色の鑑賞
ワインをグラスに注いで貰ったら、グラスを傾けて色を識別します。このとき、白地の紙などの上でワインの色を見ると良く見えます。
香りの鑑賞
ワインをグラスごと回して、香りを出してから、なるべく鼻に近づけてにおいをかぎます。鼻に近づけすぎて鼻から飲まないように注意しましょう。冗談みたいですが、一度これをやるとむせ込んで、後のテイスティングに影響が…。
また、ワインが冷たいと香りが出てきませんので、その場合は、手のひら等でグラスを包み、温度を上げるのもひとつの手です。ただ、通常はワインの足の部分を持たないと、ワインの温度が手のひらによって上がりすぎて、味も変わってしまいます。
味の鑑賞
少量を口に含んでから、息を吸いながら口の中で空気と混ぜると香りがより感じやすくなります。ただし、あまり音を立てて空気と混ぜると、不快感を与えるのでほどほどに。
ワインの移行-白ワインから赤ワインへ
白ワインから赤ワインへ変わるときは、水で一度グラスを洗いましょう。ついでに、口もすすいで口内をリセットしましょう。ワイナリーによっては、チーズやクラッカーが傍においてあるので、それを食べて口内をリフレッシュさせるのも良い手段です。

テイスティングの基礎知識
グラスは置く
ワインを注いでもらうときは、グラスをカウンターに置きましょう。日本式にグラスを持って手を添えて待っていても、カウンターの人にとっては注ぎづらいだけだったりします。
順番は大切
試飲ワインの順番は、基本的に、軽めの白ワインから、重い赤ワインへと移行します。通常は、カウンターのスタッフが順番を守って注いでくれますが、最初から赤ワインの重い品種を指定してテイスティングしてしまうと、後の白ワインの味がわかりづらくなります。
感じたら、伝えよう - 会話が基本
テイスティングといえども、注いで貰って黙って試飲してもつまりません。スタッフもいろいろと感想を聞いたほうが気持ちよくサービスできますし、しゃべったほうが、唾液が分泌されてよりおいしく試飲できるかも知れません。せっかくワイナリーに来ているのですから、些細なことでも気になったら聞いてみましょう。たいていは快く答えてくれる筈です。
記録を残す
『そんなにワイン・ファンではないし』と思ってワイン・テイスティングをはじめ、知らない間にファンになり、いろいろなワインを試飲して、「どのワインを飲んだっけ?」ということは良くあることです。自分用のメモ用紙を作り、ワインごとに、ワインの色、香り、味の感想を書き込んでいくと後々の参考になって良いでしょう。
刺激物は避ける
テイスティング前には、刺激物(唐辛子やコーラなど)を食べたり、ガムなどをかんでいると、味覚・嗅覚が麻痺して、ワインの繊細な味や香りを感じられなくなりますので、注意しましょう。
また、付ける香水は控えめにしましょう。ワインの臭いが分からなくなります。
テイスティングはドリンキングではありません
テイスティングとは、あくまでもワインを楽しみ、鑑賞するもので、ワインを飲むためのものではありません。したがって、おかわりとか、もっと注いでくれ、とリクエストするのは基本的にはタブーです。

テイスティングの素朴な疑問Q&A
『一口飲んで好みのワインと違ったとき残りは全部捨てていいの?』
捨てましょう。そのためにスピットゥーンが用意されているのですから。でももし罪悪感を感じたら、一言「I'm not tolerant to alcohol. あまりお酒に強くないんです」または 「I'm driving. 運転しているので」というと、礼儀正しくて良いですね。
『自分の好みの味を的確に伝えるには?』
普段どんなワインを飲んでいるのかが分かれば一番良いのですが、それが分からなければ、普段からワインを良く飲んでいるか、あるいはあまりワインに飲みなれていないかを伝えて、お勧めしてくれるようにお願いしましょう。セラードアーのスタッフが好みに合いそうなワインを選んでくれるでしょう。
そんな時はこんな風に聞きます。「Can you please choose some wine for me?」
『テイスティングしても買わないでいいの?』
基本的に買わなくても良いです。テイスティングに関するルールはワイナリーによってまちまちです。訪問したワイナリーで試飲が無料かどうかを聞きたい場合、「試飲はただですか」と聞くのは、非常に失礼です。それよりも、「試飲をしたいのですが、どんなシステムになっているのですか「I'd like to taste your wine, but how does it work?」と聞くといいですね。
試飲料金(1〜5ドル)を請求するワイナリーでは、ワインを買わなくても罪悪感を感じる必要がありません。試飲が無料のワイナリーの場合は、勝手が違います。買わないといけないと感じるでしょう。一番いいのは、最初から、「今日はこの辺のワイナリーを巡っているんです「I'm visiting the wineries around this area today」と言って、購入が目的でないことを伝えるといいですね。その際、セラードアーでサーヴしてくれる人に色々なことを質問したりワイナリーやワインについての説明をしてもらうようにお願いして(Could you please tell me about your wine and winery?)、楽しい会話をしましょう。
セラードアー・コンサルタントが日本から来たお客さんと会話して、楽しい時間を過ごしたと感じれば、ワインを買ってくれなくても、笑顔でさようならと言ってくれるはずです。最初のハローと最後のサンキューは絶対に忘れないでくださいね。

テイスティングに役立つ用語集
Spitoon/スピットゥーン
ワインを試飲する際に、吐き出す壺。ワインを試飲する時、飲み込んでしまうとアルコールが脳を麻痺させてしまうため、通常は口の中で味や香りを確認した後、この壺に吐き出し、グラスに残ったワインも捨てる。ワイナリーのセラー・ドアーには通常、スピットゥーンが設定されている。
Red wine
赤ワイン
White wine
白ワイン
Heavy, gutsy red wine
重くてガツンとした赤ワイン。フルボディーのワインの中でも特に重くインパクトのあるワイン。一般的に、アルコール度が高く、口に含んだときに、舌の上全体でワインの厚みを感じ、アフターテイスト(余韻)が長い赤ワインのことを言います。力強いワインと同じ。
Lite and easy-drinking white wine
さらっとしていて飲み易い白ワイン
Wine with a lot of tannins
渋いワイン
Wine without tannins
渋くないワイン
Not acidic
酸味の少ない(sourサワーという言葉は酸敗したイメージを与え、失礼に当るので、使わないようにしましょう)
Dry
辛口
Sweet
甘口
Medium / Medium sweet
やや甘口
Off dry
やや辛口
I'm looking for the wine that goes well with steak.
ステーキに合うワインを探しているんですが。
I like the wine, going well with Japanese cuisine.
和食に合うワインが好きです。
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